qc検定3級
2014年12月11日
職業訓練校の講師としての初日
職業訓練校の「生産事務コース」がスタートしており、昨日の12月10日、最初の1日が終了しまし。
初めての日は緊張しますね。
このコースは、就職活動に生かすために、「生産管理の知識を取得とQC検定3級合格」をねらいに、12月から3月までの4ヶ月間実施されます。
その中で、自分は、15回、60時間の担当です。
今回は24名の方が受講されおり、男性3名だけで、残りはすべて女性の華やかな雰囲気です。
全員の24名の方は初めて品質管理を勉強する方ばかりです。
今年の3月は、17名受験されて合格者13名で、合格率=76%の実績となりました。
直近になってインフルエンザにかかって、勉強できなかった方が数名おられましたので
これまで合格率80%維持していましたが、8割をきった残念な結果となりました。
しかし、3級の全体の合格率は51%でしたので、約25ポイントも高い合格率になりました。
ただ、QC検定3級の資格は、就職活動の絶対的な条件とは考えにくいのですが、しかし、比較優位にたてるとは思いますので、インフルエンザに留意して、是非全員合格してほしいと思っています。
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2014年11月26日
3級試験の効果的な受験対策
3級合格率は、2013年まで、約60%〜70%で推移していましたが、
それ以降では、合格率は約50%となり、直近の2014年9月まで推移しています。
過去の3級の試験問題を確認すると、試験毎の極端な難易度の変化なく、
基本知識だけで十分対応可能なレベルでありましたが、それにもかかわらず合格率が低下したということは、限りなく合格基準を70%に近づけてきた(基準を上げてきた)ものと思われます。主催者側が、3級合格者の質的な底上げを図っていると思います。
この3級試験は範囲が狭く、浅い知識レベルで対応可能ですので、
品質管理を初めて勉強する方も10日間くらい勉強すれば、3級試験に合格できます。
3級試験では、計算を求める問題が出題されるので、素直に計算できれば合格できます。
しかし、多くの受験者が初めて学ぶ「平方和、分散、標準偏差」等の語句の意味を完璧に理解しようとするががあまり、深みにはまり、多くの時間をつかってしまい、途中で勉強を止めてしまって、その結果、不合格になってしまう恐れがあります。
不合格者の中で勉強しない方以外で合格できない方の多くはこれが原因です。
始めた勉強は最後まで続けることが合格の王道です。
計算問題として、平均値、メディアン、平方和、分散、標準偏差などの項目が出題されますが、
中心を表す尺度として平均、メディアン。
ばらつきを表す尺度として平方和、分散、標準偏差の項目があるといった
大まかな理解程度に止めて、計算式さえ覚えておけば良く、深く勉強しないことです。
実務では、平方和、分散、標準偏差は表計算ソフトで簡単にミスなく求めることができます。
試験のための勉強をしていることを強く意識することです。
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2014年04月10日
2014年3月実施の3級試験を振り返る(その2)
設問では
・管理限界線上に点があるときの管理図の判定
・R管理図は郡内変動or群間変動
の問題が難しかったと思います。
第4問はパレート図からの出題でした。
設問数6つに対して選択肢7つで、各選択肢を複数回用いることはないとの条件でしたが、問題に不備が発見され(受験者からの問い合わせ?)、訂正が発表されています。
試験中に受験者の方は戸惑われたと思います。
受験者を不安にさせるようなミスはあってはならないと思います。
さらに2級試験では
昨年の3月の2級試験では「正規分布表」が付表として付いていなかったために、受験生に対して大きな迷惑をかけた失態があったにも関わらず、舌の根の乾かぬうちの今回もまた、2級試験で、誤植?のミスが発生しております。
主催者から
「当センターでは、 今後、 試験問題の作成・確認プロセスを見直し、、同様の不備起こさ ないように再発防止に万全を尽くす所存です。」
と発表されています。
いずれにしましても、普及してきたQC検定資格ですので、真摯に見直し作業を進められ、ここで、受験者に対して安心感を与えるためにも、改善内容の発表と点数配分をオープンにされた方が良いかと思います。
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