qc検定2級合格率

2014年11月04日

2014年9月2級試験を振り返る(その4)

今回も2014年9月2級試験を解説します。

第7問は実験計画法からの出題でした。
・繰り返しのない二元配置実験
・特性値は小さいほど良い。
との条件が与えられ分散分析表と点推定値を求める問題でした。

この問題内容は繰り返し出題されていますので、過去問をきっちりと勉強された方は
正解できたと思われます。
ただ、特性値は小さいほど良いとなっていますので点推定値を求めるときには、注意が必要だったかと。

第9問は抜き取り検査からの出題でした。
説明文に従って、グラフを読めれば、正解が得られる内容でした。

以上第9問までの設問数52個が手法分野からの出題でした。
各問題とも、細部な知識を必要としない内容だったと思います。

2級合格者の方よりメールをいただきましたので紹介します。
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先日より、ブログにてQC検定2級の解説をして頂き
本当にありがとうございます。

不思議なことに、合格する前よりも、更に興味が湧き、解けなかった問題に
注目しています。
間違った設問に対して、
再度このブログの解説を参考に整理しております。
解けた時の充実感は最高ですね 。
今後とも、よろしくお願い致します。
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山田ジョージ at 05:56|Permalink

2014年10月29日

2014年9月2級試験を振り返る(その3)

第6問は、相関・回帰分析からの出題でした。

xの分散=平方和/観測数の式で求めると
   =1900/20=95となります。
選択肢には95がなく
不偏分散=平方和/(観測数−1)
      =100となります。

この設問は不偏分散と明確にすべきと思った次第です。

*参考
分散は標本分散 と不偏分散の2種類があります。
標本分散は標本から計算した分散であり、母集団に比べ標本数が少ない時は、標本分散が母分散よりも小さくなるので、そこで、標本分散が母分散に等しくなるように補正したものを不偏分散といいます。

この問題を解く上で、基本となる「平方和」を求める式が試験場で思い出せなかった人は、
3級レベル以下の実力だと思います。
あくまでも、QC検定試験上での話です。
実務では表計算ソフトを使えば一発で、ミスなく答えが出ます。
電卓で平方和を計算することは試験に合格にするためだと割り切ってください。
落ち込むことはありません。




山田ジョージ at 00:30|Permalink

2014年10月28日

2014年9月2級試験を振り返る(その2)

今回も、9月2級試験を振り返ります。

第2問は、「サンプリング」に関する問題でした。
3問できれば良しとしましょう。

第3問は「検定」からの出題でした。

設問´◆・漫礒oですので、左側検定となります。

,蓮△个蕕弔が変わらないとありますので、母分散を使用し
統計量の値を求めて、正規分布表のP=0.05の時のKpの値を求めることで
正解が得られます。

△蓮△个蕕弔が変化したとありますので、不偏分散を使用します。
ここで注意が必要です。
棄却限界値はt表から10%の時の値を選びます。

は、統計量の値=平方和/分散で求めることができます。
また、ばらつきが異なっているかの検定ですので、
両側検定となりカイの2乗表で
自由度8の時の、確率:0.025、0.975の値を数値表から求めます。

第4問は「確率分布」からの出題でした。

下限外れの不適合品率=(54−40)/5=2.8 標準化し、正規分布表
からPを求めると、0.0026となる。
同様に
上限外れの不適合品率=(60−54)/5=1.2となり P=0.1151
よって、全体の不適合品率=11.8%  となります。

∩澗里良堙合品率=0.118×1/10=0.0118
正規分布表より P=0.0059→Kp==2.52
 
下限外れの不適合品率=(60−50)/x(標準偏差)=2.52 
x=3.97となります。

第5問は「管理図」からの出題でした。
ここで、設問,痢屐舛戮である。」の「必ず〜である。」といった断定した語句があれば、
その設問文は×になる可能性が高いと思われますので
悩んだ時には判断の一つになるのでは。
他の語句としては「絶対〜である。」も上げられます。




山田ジョージ at 06:57|Permalink

2014年10月23日

2014年9月2級試験を振り返る(その1)

今回の2級合格率は25%と過去最低の数値となりました。
試験問題を振り返ってみたいと思います。

第1問は基本統計量からの出題で、計算問題でした。
設問1では、荷重平均を求める問題で、加重平均の誤りでは?と思われた受験生も多かったと思います。しかし、選択肢からは、なんなく正解を選ぶことができたと思います。

残りの設問は、代入していけばOKな問題でしたので、全問正解可能な問題内容でした。

QC的な問題というより、数学的傾向が強い内容だったかと思います。
1号機と2号機の等分散検定を問う問題の方が、よりQC的な内容だったかと思った次第です。

ちなみに
荷重平均とは、
「統計計算で,各群の平均値に標本数をかけ,全部を足して標本数で割って求めた数」とあります。
加重平均
「平均値を計算する時,各項の数値にその重要度に比例した係数を掛け,各項に重みをつけてから平均すること。重みつき平均」とあります。




山田ジョージ at 07:50|Permalink

2014年10月14日

QC検定WEB合格発表(2014年9月)

2014年9月のQC検定試験の合格発表がありました。
合格されたみなさんおめでとうございます。

また、各級の合格率は 
                        1級     2級      3級
2011年9月:16.73% 40.73%  67.47%
           ↓      ↓        ↓
2012年3月:12.95% 38.48%  63.16% 
           ↓      ↓        ↓
2012年9月:13.40% 40.57%  63.38%  
              ↓      ↓        ↓
2013年3月:12.25% 40.93%  68.85%
           ↓      ↓        ↓
2013年9月: 6.89% 37.22%  51.15%  
              ↓      ↓        ↓
2014年3月:11.89% 29.86%  50.69%
              ↓      ↓        ↓
2014年9月:11.95% 24.99%  50.95%

なんと!!2級の合格率は25%です。びっくりです。
過去最低の合格率となった前回(3月)と比べても5ポイントも低下しています。

ざっくりと2級試験問題の手法分野を見ましたが、難問はなく、基礎知識で十分対応可能だったかと思う次第です。

前回以上に、限りなく合格基準を70%近くまで引き上げてきたのではないでしょうか。
ここまで合格率が低下してくると、点数配分をオープンにして、合格基準を「概ね70%」→「70%」と明確にするべきだと思いますね。

合格基準を70%とすると、合格率は20%を切るのでしょうか?





山田ジョージ at 17:19|Permalink

2014年05月02日

過去最低の合格率となったQC検定2級の試験対策

3月に実施されたQC検定2級試験の合格率は過去最低の数値となりました。
過去からの2級合格率の推移です。
                       
2011年9月:40.73% 
           ↓    
2012年3月:38.48%   
           ↓    
2012年9月:40.57%   
              ↓    
2013年3月:40.93% 
           ↓    
2013年9月:37.22%   
              ↓    
2014年3月:29.86%         

3月実施の2級試験の問題は総じて難易度は高くなく、基本知識だけで十分対応可能だったと思います。しかし、合格率は低下したことは、前回の記事でも書きましたが、合格基準をあげてきたものと思います。

合格のボーダーラインは概ね70%以上と発表されていますが、各設問の点数配分は明記されていないので、その採点の実態は解りません。今回の2級の設問数は102ですので、70%では72問正解すると合格となりますが、これまではもっと低い正答率の人も合格していたのではないかと思われます。QC検定資格の認知度も高まってきた今、採点配分をオープンにされたらどうでしょうか?

社会人のみなさんの中で、合格率が低くなったからと言っても、高得点を目指した勉強は効率的ではありません。ゆめゆめ、成績上位合格者とかの欲を出さないことです。限られた時間内で合格にこだわってください。
合格にこだわった勉強を薦めています。
2級eラーニング



山田ジョージ at 16:48|Permalink