QC2級合格基準

2017年09月29日

2017年9月2級試験(実践分野:問8~問16)

今回は2017年の9月に実施された2級試験実践分野(問8~問16)について解説します。
この分野からは49問出題されました。
手法分野では48問だったので、合計97問題数となり、
合格基準が70%以上であるので、97*0.7=67.9となってしまい、分かりやすさと透明性からも、何故100問にしないのかと思う次第です。

また、実際の試験場では、まず実践分野から手掛けていくことを薦めます。その実践分野の中でも、秒殺的に解答できる、○、×問題から取り掛かることがベストかと。
具体的には
問11、15、16です。
その理由は、QCの知識がなくても、文章的に不自然と判断できるものがあるからです。以下その設問です。

×になる例として、
問15の,任蓮嵒ず~なくてはならい。」のような断定的な文章

○になる例として
問15のイ任蓮~場合がある」といったように、広義に記述されている文章

さらに、
問8は「検査」からの出題で
設問NO50は後の語句から正解は判断可能だったかと。”契約”が正解に選ばられる語句とは、違和感を感じましたね。

問13は標準からで5問
選択肢は複数回用いてもよいとなっていたので注意が必要でした。

問16
「三方よし」「企業は社会の公器」などの語句は参考程度でok。

今回の実践分野の難易度は、基本知識を取得していれば、合格基準をクリアーできた内容だったかと思います。社会人の方は、合格にこだわった受験対策で合格を勝ち取ってください。



山田ジョージ at 05:52|Permalink

2016年10月20日

過去最低となった合格率(19%)のQC検定2級試験対策とは

9月(22回)に実施されたQC検定2級試験の合格率は20%を切って過去最低の数値19%となりました。
過去からの2級合格率の推移です。
                           
2011年9月:40.73%  
           ↓      
2012年3月:38.48%  
           ↓      
2012年9月:40.57%    
              ↓     
2013年3月:40.93%  
           ↓      
2013年9月:37.22%    
              ↓     
2014年3月:29.86%  
              ↓     
2014年9月:24.99%  
              ↓     
2015年3月:25.09% 
           ↓     
2015年9月:26.79%  
           ↓     
2016年3月:21.23%

2016年9月:19.64%

9月実施の2級試験の問題は総じて難易度は高くなく、基本知識だけで十分対応可能だったと思います。
前回(3月)の試験と比較しても手法分野の計算問題の難易度は高くなかったと思いますが、ただ、実践分野での文章問題で、「製造物責任法の制定された年は?」等、QCのカテゴリーから外れた問題が数問出題されましたので、受験者の方は動揺されたと思います。
このようなOB(out of bounds)的な問題を出題する意図はどこにあるのでしょうか?
http://qc-kentei.livedoor.biz/archives/2579352.html

合格率が低下していることは、
実践分野が長文化傾向になってきて、この分野に時間がとられて、手法分野の計算問題の時間が足りなくなってきていることや、主催者サイドが受験者数も増加しており、社会的な影響も考慮し限りなく合格基準を70%に近づけているものと思います。

今後の2級受験対策は
・実践分野が長文化傾向なので、過去問で慣れておくこと。
下記の記事の内容まで勉強する必要はありません。
http://qc-kentei.livedoor.biz/archives/2570439.html

・手法分野の計算問題では、基本的な計算式は、試験場で考えるのではなく、スラスラと手が覚えている状態までトレーニングすることです。
具体的には、9月の試験の問1で、検定量tを求める内容は、その場で計算式を思い出すような状態では×で、自然と手が勝手に計算するレベルまでもっていく必要があります。
頻出項目の実験計画法も、平方和を求める式もこのような状態までになるまで勉強してください。これは、あくまでも基本的な計算式、手法分野で20個ぐらいだけで合格レベルには十分だと思う次第です。

この試験を受験される人は、ほとんどの方が社会人ですので、まとまった勉強時間が取れない悩みがあるかと思います。
このような環境下での、社会人の勉強は、徹底的に合格にこだわることで、完璧を目指さない、ボーダーラインの得点で合格する意識を強く持つことです。

合格率が低くなったからと言っても、高得点を目指した勉強は効率的ではありません。ゆめゆめ、成績上位合格者とかの欲を出さないことです。限られた時間内で合格にこだわってください。
合格にこだわった勉強を薦めています。
2級eラーニング



山田ジョージ at 08:29|Permalink

2014年04月17日

2014年3月2級試験を振り返る(実践分野)

今回は2級試験の実践分野について解説します。
実践分野からは50問題数出題されました。細部な知識を問う問題が2〜3問ありましたが、全体的には、難易度も高くなく80%は得点できたかと思います。
次回受験する人は、細部な知識を勉強しなくても合格できることを踏まえた上で受験対策を進めてください。

第9問は、ISO9001からの出題でした。
5問正解したい内容でした。受験者の中でISO9001に携わったことのない人は、難しい設問もあったかと思いますが、文章の中に”必ず”といった語句があると、一般的に×となる場合が多いと思います。

第10問は、品質保証体系図からの出題でした。
7問の出題でしたが、6問は正解できた内容だったと思います。

第11問は方針管理からの出題でした。
設問は国語的な内容であり、方針管理の知識がなくても、消去法でやれば4問全問正解できたと思います。

第12問は日常管理からの出題でした。
4問全問正解できた難易度だったかと思います。

第13問は品質保証に関する文章問題でした。
7問中6問は正解できた内容だったかと思います。

第14問は問題解決に関する文章問題でした。
長文でしたが、落ち着いて読めば全問正解できる内容でした。

第15問は検査からの出題でした。
5問中3問正解できれば良しとしましょう。計量値抜き取り検査は、出題頻度も少ないので、合格する上で、勉強することは必要ないと思います。

第16問は社内標準化からの出題でした。
8問出題されていますが、6問程度正解すれば良しとしましょう。





山田ジョージ at 16:12|Permalink

2014年04月16日

2014年3月2級試験を振り返る(その2)

今回は、第5問から第8問までの設問数22問について解説します。
第6問は平方和を求めることができないと、他の設問にも影響した内容でしたが、他の問題は、8割以上正解できた内容だったかと思います。

第5問は回帰分析からの出題でした。
設問は回帰式を求める2問と分散分析表の穴埋め3問、計5問でした。
回帰による平方和を算出した上で分散分析表を完成させる内容は、前回の2級試験で出題されていましたので、きっちりと過去問をやられた方は正解されたと思います。
5問全問正解できた内容だったと思います。

第6問は実験計画法から、2元配置実験の繰り返しありの問題でした。
第5問同様に分散分析表を完成させる内容でしたが、要因の平方和を求める式を知っていないと正解できない問題でしたが、自由度を求める2問は正解できたと思います。
2問でも他の手法分野で点数を取れば良いのですから心配は無用です。

第7問は抜き取り検査からの出題でした。
主催者側の確認ミスで2問が正解扱いとなりました。基準解答では「誤植によるミス」と発表されていますが、確認体制が不備だったのではないでしょうか。
いわゆるPDCAがきっちりと回していなかったことだと思う次第です。
ミスの加点も踏まえて4問全問正解できた内容です。

第8問は新QC7つ道具からの出題でした。
5問全問正解できた内容かと思います。




山田ジョージ at 06:23|Permalink

2014年04月14日

2014年3月2級試験を振り返る(その1)

今回は、第1問から第4問までの設問数30個について解説します。
総じて、難易度は高くなく、8割以上は得点できた内容だったかと思います。

第1問は分散比の区間推定に関する問題でした。
設問は、x、y各々5つのデータの平均値、不偏分散を求めた上で、F表の数値を使って母分散比の95%信頼区間を求める内容でした。
母分散の分散比はF分布に従うことを知らなくても、信頼区間でF表の数値を使う式が表示されているので、F分布を選択できたと思います。
難易度は高くないので、9問全問正解できた問題だったかと思います。

第2問は母平均(母分散未知)の区間推定に関する問題でした。
○、×問題は3問中2問正解できれば良しとしますが、しかし、残りの4問は全問正解すべき内容です。母分散未知の場合はt表を用いることを知っていることが条件となりますが。

第3問は確率分布からの出題でした。一見難しそうな感じを受ける問題ですが、
不適合品の確率を求める設問は、問題文に二項分布の式や、標準化の変換式が既に与えられているので、数値さえ代入すれば答えが簡単にでてくる内容でした。

第4問は管理図からの出題でした。
平易な内容の問題でした。正規分布に近似できる場合の数値を知らなくても、文章の前後関係で答えが選択肢から選ぶことができたと思いますが。

新しくなった2級eラーニングテキスト





山田ジョージ at 08:49|Permalink