試験内容

2016年09月20日

2016年9月2級試験(手法編)

今回は手法分野について解説します。この分野からは51問出題されました。
この分野では1問1点ではなさそうですね。

問1は検定 からの出題
検定統計量は
to=(試料平均ー母平均)/(√不偏分散/√試料数)=1.955
となります。
t表の有意水準の棄却限界値はt(9:0.10)=1.833
t表はP/2で表されているので5%の片側検定だと10%の数値が該当し
この数値と比較すると、帰無仮説は棄却される。

7問出題されているが全問正解すべき内容でした。

問2は単回帰分析からの出題
分散分析表は下記のとおり
要因  平方和  自由度 平均平方  分散比
回帰   90.0        1     90.0     37.5>Fo(1、10:0.05)=4.96
残差   24.0   10  2.4
計    114.0   11 

ここも7問出題されているが全問正解すべき内容でした。

問3統計量の分布からの出題
中心極限の定理より
N(μ、σ2乗)→標本平均はN(μ、σ2乗/n)の正規分布に従う。

標準化すると
(9.95−11.6)/√(1.21/4)=−3.0→P=0.013
よってPr=1−0.013=0.9987
4問出題されているが基本知識で全問正解すべき内容でした。

問4、問5実験計画法からの出題
問4は分散分析表の穴埋め問題
要因Bの平方和
SB=(1616.04+1705.69+1043.29)/4-113.8*113.8/12=12.05
全体の平方和
ST=1119.36−113.8*113.8/12=40.16
よって
誤差平方和
SE=40.16-23.34-12.05=4.77

問5では、
昨年の9月の試験でもデータ構造式での内容でしたが、その時は計算式から求める内容だったので難易度は高かったが、今回は計算方法が与件で明示されているため
一目難しく感じるが、数値を代入するだけで正解できる内容でしたね。

データの計算式に数値を代入すると
・総平均=48/8=6
・α1の推定値=4.5−6=−1.5
・A間平方和=(1.5の2乗+2.5の2乗+1.5の2乗+2.5の2乗)*2=34
・誤差平方和=0.5の2乗*8=2





山田ジョージ at 15:47|Permalink

2009年04月22日

今回は難しかった3級の解説です。

3月に実施されたQC検定試験3級についてコメントいたします。
今回出題された問題の中で特徴的なものを解説します。

【問6】ヒストグラムについて
区間幅の決め方、最初の区間の設定など、かなり実務的(?)マニアックな問題が出題されました。度数表を作ったことがない人はもちろん、過去作成した方でも当惑された問題だと思います。
実際に作成している担当者もここまで意識して作成している人はいないと思います。なかなか専門性の高い問題でした。

【問6】管理図について
管理図については、昨年の3月2級問題でxバー管理図の上管理限界線、下方管理限界線、R管理図の上管理限界線を求める問題が出題されています。
サンプルの大きさとその係数表の使い方がわからないと解けない問題でした。
3級レベルだとその管理限界線を求める式が与件文として与えられて、その係数を選ぶ内容かと思っていましたが、今回は限界線を求める式を知らないと解けない内容でしたので、苦労されたと思われます。

【問15】アドバイザーとしての指導力
問題文が長くて、最初当惑された受験生もおられたと思いますが、順番に一つ、ひとつリーダーの相談内容を読んでいけば、すんなり解ける問題でした。

全体的には上記でも記述しましたように、ヒストグラム、管理図については3級レベルとしては専門性と知識を有する問題があったので、今回は過去と比較しても難しい内容だった思います。

また、9月にQC検定2級に挑戦しようとする方は
・過去の問題から傾向を知る。
・計算問題で必要とされる項目を把握する。
ことがスタートと思います。
関心のある方は続きへ続きを読む



山田ジョージ at 17:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)