「QC検定1級の効率的な勉強方法」についてQC検定1級予想問題です。

2008年03月05日

第2回QC検定2級問題より

3月に入り、訪問者数が増えてきております。

昨日は、前月比で2倍の方が見に来てくれました。

ありがたいことです。

今日は、第2回の2級計算問題の説明です。

この問題は少し、毛色の変わった内容です。

問題は

特性Xの平均値と標準偏差を求める問題です。

条件として、Xの値をそのまま計算すると煩雑になるので

Y=10(X−5.2)と変換して結果

Yの平均値=35 標準偏差=14 であった。

そこでXの平均値と標準偏差は?

答え: 平均値=8.7  標準偏差=1.4

【考察】
私が、実験計画法セミナーを受講した、25年程前の昭和57,8年頃には

計算が煩雑になるため(計算ミスを少なくするため)に上記のような

変換を行っていました。

でも、最近はエクセルにそのままの値を入力した方がいいですよね。

1月から断続的に2級の計算問題の解説をしてきましたが

理解しやすい説明だったでしょうか?

試験まで後2週間程になりましたが、風邪など引かぬようにして、

頑張ってください。











山田ジョージ at 08:39│Comments(2)TrackBack(0) QC検定2級 | 効率的勉強方法

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この記事へのコメント

1. Posted by yuu   2008年03月10日 23:10
すみません、この問題のXの標準偏差は、
どのように求めてるのでしょうか?
2. Posted by 管理人の山田です。   2008年03月11日 05:51
平均値が算出されているのだから、観測値とデータ数はわかっているはずですよね。
よって、平方和を求めて、分散、標準偏差が算出されたものと思います。

出題問題では、その観測値が明記されておりません。

だから、毛色の変わった問題と言いました。

参考になりましたでしょうか。

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