2008年02月04日
分散の加法性について(QC検定2級)
分散の加法性を求める問題は過去4回中3回出題されています。
今回(3月)もかなり高い確率で出題されものと思います。
分散の加法性とは、簡単に言えば 2つ以上の部品(例として)から構成される全体の平均、分散は その個々の平均、分散の足し算で求められと言うことです。
例題1.
部品xの平均=8cm 分散=0.09
部品yの平均=5cm 分散=0.16の時
z=x+y の平均、 分散は?
平均値=8+5=13cm
分散=0.09+0.16=0.25 となります。
例題2.
部品xの平均=8cm 標準偏差=0.3
部品yの平均=5cm 標準偏差=0.4
z=x+y の平均、 標準偏差は?
標準偏差の2乗=分散より
分散=0.09+0.16=0.25
標準偏差=0.5 となります。
例題3.
部品zの平均=13cm 分散=0.25である。
部品zは部品xと部品yから構成される。
今、部品xが平均=8cm 分散=0.09の時 yの平均 と分散、標準偏差は? y=z−x より
平均は 5cm
分散=0.25−0.09=0.16
標準偏差=√0.16=0.4
分散の加法性(2つの変数が独立している場合)は上記のパターンで 解決されます。 よって、分散の加法性の問題はクリアーしましたね。
今回(3月)もかなり高い確率で出題されものと思います。
分散の加法性とは、簡単に言えば 2つ以上の部品(例として)から構成される全体の平均、分散は その個々の平均、分散の足し算で求められと言うことです。
例題1.
部品xの平均=8cm 分散=0.09
部品yの平均=5cm 分散=0.16の時
z=x+y の平均、 分散は?
平均値=8+5=13cm
分散=0.09+0.16=0.25 となります。
例題2.
部品xの平均=8cm 標準偏差=0.3
部品yの平均=5cm 標準偏差=0.4
z=x+y の平均、 標準偏差は?
標準偏差の2乗=分散より
分散=0.09+0.16=0.25
標準偏差=0.5 となります。
例題3.
部品zの平均=13cm 分散=0.25である。
部品zは部品xと部品yから構成される。
今、部品xが平均=8cm 分散=0.09の時 yの平均 と分散、標準偏差は? y=z−x より
平均は 5cm
分散=0.25−0.09=0.16
標準偏差=√0.16=0.4
分散の加法性(2つの変数が独立している場合)は上記のパターンで 解決されます。 よって、分散の加法性の問題はクリアーしましたね。
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自己啓発を行なう貴方へ
この記事へのコメント
1. Posted by さん 2008年02月04日 22:59
今日初めてこのホームページを知りました。すごく参考になりました。3月の試験に向けて今から頑張ります^^今後もどうか良きアドバイスをお願いします。
2. Posted by 挑戦中 2008年02月04日 23:11
いつも参考にさせていただいております。
僕は9月に2級に合格することができ、
3月に1級を挑戦する予定です。
今は実験計画法に重点を置き、直交表まで
なんとか辿り着きました。
あと少し勉強した後、今度は回帰分析の基礎
から勉強しようと思っておりますが、なかなか
理解しやすい参考書やサイトが見つかりません。
そこでお尋ねしたいのですが、回帰分析をこれから
勉強するにあたり、お勧めの参考書やサイトなど
はありますでしょうか?
よろしくご指導願います。
失礼します。
僕は9月に2級に合格することができ、
3月に1級を挑戦する予定です。
今は実験計画法に重点を置き、直交表まで
なんとか辿り着きました。
あと少し勉強した後、今度は回帰分析の基礎
から勉強しようと思っておりますが、なかなか
理解しやすい参考書やサイトが見つかりません。
そこでお尋ねしたいのですが、回帰分析をこれから
勉強するにあたり、お勧めの参考書やサイトなど
はありますでしょうか?
よろしくご指導願います。
失礼します。
3. Posted by 山田です。 2008年02月05日 19:07
さん さんへ
お褒めにあずかり、恐縮です。
今後ともよろしくお願いします。
挑戦中 さんへ
日科技連から出版されている
品質管理のための「実験計画法テキスト」しか浮かびません。
当方も最近購入しました。新書だと4200円です。
もちろん、ユーズド価格で購入しました。
このテキストには、昨年の9月の1級問題の中で
回帰分析(繰り返しのある場合)が
説明されております。
9月以前この本を見つけていたら、スムーズに
解けたと思っていますが。。。
お褒めにあずかり、恐縮です。
今後ともよろしくお願いします。
挑戦中 さんへ
日科技連から出版されている
品質管理のための「実験計画法テキスト」しか浮かびません。
当方も最近購入しました。新書だと4200円です。
もちろん、ユーズド価格で購入しました。
このテキストには、昨年の9月の1級問題の中で
回帰分析(繰り返しのある場合)が
説明されております。
9月以前この本を見つけていたら、スムーズに
解けたと思っていますが。。。
4. Posted by さん 2008年02月07日 14:54
コメント返信頂き ありがとうございます。
毎日QC検定、品質管理に関するHPを検索して
いますが、なかなかありませんね。
こちらの最新記事は本当に核心!って感じです。
少し勉強している中で自分は管理図の読み取り方、
係数に関すること、統計が弱点であることに
簡単に気付きました。自慢ではありません^^;
とっぷり文系の私ですが 3級検定に受かって
実践に生かせるよう頑張ります。また、力を
貸してください。
毎日QC検定、品質管理に関するHPを検索して
いますが、なかなかありませんね。
こちらの最新記事は本当に核心!って感じです。
少し勉強している中で自分は管理図の読み取り方、
係数に関すること、統計が弱点であることに
簡単に気付きました。自慢ではありません^^;
とっぷり文系の私ですが 3級検定に受かって
実践に生かせるよう頑張ります。また、力を
貸してください。
5. Posted by 管理人の山田です。 2008年02月08日 20:59
さん さんへ
過分なるお褒めの言葉、ありがとうございます。
自分の弱点がわかりましたか。
QC的には、現状把握&要因分析ができたということですね。
次は対策ですね。重点指向して効果ある対策に結び付けてください。
70点がボーダーラインらしいですので、
競争相手は自分だけと言うことです。
頑張ってください。
過分なるお褒めの言葉、ありがとうございます。
自分の弱点がわかりましたか。
QC的には、現状把握&要因分析ができたということですね。
次は対策ですね。重点指向して効果ある対策に結び付けてください。
70点がボーダーラインらしいですので、
競争相手は自分だけと言うことです。
頑張ってください。