2016年10月20日

過去最低となった合格率(19%)のQC検定2級試験対策とは

9月(22回)に実施されたQC検定2級試験の合格率は20%を切って過去最低の数値19%となりました。
過去からの2級合格率の推移です。
                           
2011年9月:40.73%  
           ↓      
2012年3月:38.48%  
           ↓      
2012年9月:40.57%    
              ↓     
2013年3月:40.93%  
           ↓      
2013年9月:37.22%    
              ↓     
2014年3月:29.86%  
              ↓     
2014年9月:24.99%  
              ↓     
2015年3月:25.09% 
           ↓     
2015年9月:26.79%  
           ↓     
2016年3月:21.23%

2016年9月:19.64%

9月実施の2級試験の問題は総じて難易度は高くなく、基本知識だけで十分対応可能だったと思います。
前回(3月)の試験と比較しても手法分野の計算問題の難易度は高くなかったと思いますが、ただ、実践分野での文章問題で、「製造物責任法の制定された年は?」等、QCのカテゴリーから外れた問題が数問出題されましたので、受験者の方は動揺されたと思います。
このようなOB(out of bounds)的な問題を出題する意図はどこにあるのでしょうか?
http://qc-kentei.livedoor.biz/archives/2579352.html

合格率が低下していることは、
実践分野が長文化傾向になってきて、この分野に時間がとられて、手法分野の計算問題の時間が足りなくなってきていることや、主催者サイドが受験者数も増加しており、社会的な影響も考慮し限りなく合格基準を70%に近づけているものと思います。

今後の2級受験対策は
・実践分野が長文化傾向なので、過去問で慣れておくこと。
下記の記事の内容まで勉強する必要はありません。
http://qc-kentei.livedoor.biz/archives/2570439.html

・手法分野の計算問題では、基本的な計算式は、試験場で考えるのではなく、スラスラと手が覚えている状態までトレーニングすることです。
具体的には、9月の試験の問1で、検定量tを求める内容は、その場で計算式を思い出すような状態では×で、自然と手が勝手に計算するレベルまでもっていく必要があります。
頻出項目の実験計画法も、平方和を求める式もこのような状態までになるまで勉強してください。これは、あくまでも基本的な計算式、手法分野で20個ぐらいだけで合格レベルには十分だと思う次第です。

この試験を受験される人は、ほとんどの方が社会人ですので、まとまった勉強時間が取れない悩みがあるかと思います。
このような環境下での、社会人の勉強は、徹底的に合格にこだわることで、完璧を目指さない、ボーダーラインの得点で合格する意識を強く持つことです。

合格率が低くなったからと言っても、高得点を目指した勉強は効率的ではありません。ゆめゆめ、成績上位合格者とかの欲を出さないことです。限られた時間内で合格にこだわってください。
合格にこだわった勉強を薦めています。
2級eラーニング



山田ジョージ at 08:29│ QC検定2級