2016年3月実施の2級試験(21回)第4問も電卓力!?2016年3月実施の3級試験(21回)の実践分野

2016年04月08日

2016年3月実施の2級試験(21回)第3問は難しくなかった?

第3問は計数値の検定からの出題で、この問題は新規試験追加項目の一つでした。
ただ、ほとんどの2級関連テキストでは、正規分布近似法を用いた計数値の検定を取り上げているので、このような二項分布の確率計算を問う内容は初めてであり、受験生の皆さんは戸惑われたと思います。

だからといって、すべての設問が全問正解できない内容かったといえば、そうでもありません。

設問15,16、17が正解したい問題でした。
設問15は、検定の棄却域を答える問題で、この例は左側検定を行うことから容易に正解できた設問です。
また、設問16は、検定統計量の確率(面積)を求める内容でした。表3.1のr=1の数値0.0403か0.0463いずれかが該当すると当たりをつけると、選択肢には0.0463しかなかったので、この選択肢を選べば結果的に正解できたはずです。
そして、設問17はP、Poとの関係を問う内容でした。標本黒碁石比率=1/10より0.1となりますので、おおよそのP<Po=0.4が推定できます。

ちなみに二項分布は、母不適合品率Pからサンプルn個抜き取ったとき、サンプル中に不適合品がx個ある確率Pxは
Px=CP)^x乗*(1−P)^n-x乗となります。

これは覚えておく式です。

この場合、10個のサンプリングにおいて黒碁石が1個となる確率は次の通りとなります。
。隠宛鎮羚が0個の場合の確率P(0)は
10C(0.4)^0乗*(0.6)^10乗=0.0060466

■隠宛鎮羚が1個の場合の確率P(1)は
10C(0.4)^1乗*(0.6)^9乗=0.0040311

有意水準を5%とすると,帰無仮説が成り立つとしたときに黒碁石が1個あるいは0個ある確率は0.0463となります.したがって,帰無仮説は棄却され,対立仮説P<Poが採択されます。





山田ジョージ at 10:23│ QC検定2級 
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