QC検定1級試験問題で市販テキストとそっくり同じ問題が!?QC検定3月2級試験を振り返る(その3)

2012年04月05日

QC検定3月2級試験を振り返る(その2)

3月行われたQC検定2級試験の振り返りです。

【問1】【問2】の解説です。

【問5】【問6】は前回同様、実験計画法からの出題でした。

【問5】は実験計画法に関して、「完全無作為法」の実験内容、「F分布」の棄却域等の本質的な知識を問う問題もあったので、少し戸惑われた受験生も多かったのかと思われます。
ただ、全体で7問出題されていますが、上記の問題をミスしても、他の5問は難易度は低く、正解できる問題だと思います。

【問6】は繰り返しのある二元配置実験の分散分析表を作成する問題でした。
全体で6問出題されていますが、自由度、平均平方、分散比などの4問は分散分析表を理解していれば難なく正解できた問題だと思います。

交互作用が存在しない場合の母平均の点推定値を求める問題は、ミスしても許される捨て問として扱っても良いと思います。

よって実験計画法から13問出題されましたが、正解すべき問題数は、9問です。

今後も実験計画法からの出題は頻出項目だと判断しますので、次回2級を受験される方は、上記正解すべき問題を踏まえた上で勉強することをオススメします。100%正解しなくても合格できます。
細部にこだわった勉強をしていると、途中で解らない個所などで、挫折する可能性が大きくなります。
結果として、始めた勉強を止めてしまい不合格モードへ一直線となります。

社会人の勉強は、徹底的に合格にこだわることです。
完璧を目指さず、合格できる勉強を推進しています。
QC検定2級受験対策コース

今申し込まれると、9月(通常は4カ月→5か月間)の試験日までサポートしております。
さらに、3月の2級試験の解説書(手法分野)も併せて送ります。





山田ジョージ at 09:58│ QC検定2級 
QC検定1級試験問題で市販テキストとそっくり同じ問題が!?QC検定3月2級試験を振り返る(その3)