2010年12月01日
QC検定合格者10万人突破記念講演会の配布資料
QC検定合格者10万人突破記念講演会の配布資料が送られてきました。
その資料の中で9月に実施されたQC検定試験の実施概要が主催者サイドのコメントがありましたので、今回は2級について抜粋引用し解説を加えたいと思います。
手法分野全体の正答率50%強、実践分野全体では70%で前回と同じであったあるので、全体の平均点はほぼ6割だと推定される。
前回までは合格率が50%であったので、平均点を取れば合格できていたが、今回は合格率42%だったので、合格のボーダーラインは平均点より上の65点?と予想されるが、自己採点で6割だったが合格したとの報告も受けているので、概ね6割強だと思われる。
手法分野で得点率が50%に満たなかった受験者は46%となって、足切りされている。前回に比べ11ポイント増加したとあるので、今回の手法分野の難易度は高まったと判断できる。
このQC検定試験は全体で概ね70%とれば合格できると発表されているが、その実態は約6割(2級、3級)位で合格できている。しかし各分野での50%未満の受験者は「足きり」すると発表されているがこれは合格の条件としてきっちりと履行されていると思われる。
今回の2級の合格率42%とあるので、約1割の受験者が、手法分野で5割超えたが、全体で6割強の点数がとれず、不合格となったと考察できる。
さらに、実践分野の得点率が50%に満たなかった受験者は4%とあるので、このサイトで繰り返し推奨している、手法分野を重点に勉強することが大事であることがこのデータで裏づけされた。
送られた資料の巻末をみて再認識したことは
・主催団体が実施しているQC検定試験の参考書やセミナーも主催団体が独占的に取り扱っていることである。
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山田ジョージ at 01:00│
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