2009年05月19日
QC検定1級の手法分野
主催者側から3月のQC検定試験の総括が「標準化と品質管理」で発表されました。今回は1級について説明します。
・手法分野で50%に達しない人約800人(受験者の7割)
・合格者の中でも60%に満たない人は147人で、合格者163人だから、60%以上で合格した人は16人しかいません。
・比較的オーソドックスな問題であったと総評されている。
手法全体の正答率は4割弱であった。とのことである。
【問7】多変量解析→設問2の正答率は1割未満
妥当なところでしょう。多変量解析の問題〔1〕のような内容を学習してきた人はいると思いますが、〔2〕の相関係数行列まで勉強した人はいないと思うので、低い数値は当然の結果と思います。
【問3】回帰分析→正答率3割
これは意外な結果でしたね。前にも記事で書きましたが、この回帰分析の問題は「2級の通信講座のテキスト」と同じ内容でしたね。1級を受検する方も、2級の対策コースがお役に立つのでは。
【問1】期待値と分散→標準偏差を求める問題の正答率は3割。
これも意外な数値ですね。分散の加法性を理解されていれば、なんなく点数を稼げた問題ですので、ここは取りこぼしてはいけない問題です。
【問5】【問6】実験計画法→実験計画法の正答率も3割。
じっくり2水準の考え方を発展すれば答えを導き出すことは可能な問題であるが、3水準まで勉強していない人には時間内での解答は難しいと判断しますね。なにしろ試験時間は短い。
比較的オーソドックスな問題だったとありますが、合格者163人で手法分野で60点以上が16人しかいない試験結果となったのでは、難易度は高くなったいわざるえないと思いますが。
今後受検する人にとっては、新たな基準でのはじめての1級試験であって、多変量解析の計算問題まで出題されたので、出題範囲が広くなったことを認識する必要があります。
限られた時間の中で試験対策は「何を捨てるのか」「どの項目で点数を稼ぐ」等、いわゆる、戦略を立てて望むことが合格のカギを握ると思います。
次回に挑戦する人には今回の問題をきっちり理解されることがスタートです。ここだけにしかありません。
QC検定1級解説書
・手法分野で50%に達しない人約800人(受験者の7割)
・合格者の中でも60%に満たない人は147人で、合格者163人だから、60%以上で合格した人は16人しかいません。
・比較的オーソドックスな問題であったと総評されている。
手法全体の正答率は4割弱であった。とのことである。
【問7】多変量解析→設問2の正答率は1割未満
妥当なところでしょう。多変量解析の問題〔1〕のような内容を学習してきた人はいると思いますが、〔2〕の相関係数行列まで勉強した人はいないと思うので、低い数値は当然の結果と思います。
【問3】回帰分析→正答率3割
これは意外な結果でしたね。前にも記事で書きましたが、この回帰分析の問題は「2級の通信講座のテキスト」と同じ内容でしたね。1級を受検する方も、2級の対策コースがお役に立つのでは。
【問1】期待値と分散→標準偏差を求める問題の正答率は3割。
これも意外な数値ですね。分散の加法性を理解されていれば、なんなく点数を稼げた問題ですので、ここは取りこぼしてはいけない問題です。
【問5】【問6】実験計画法→実験計画法の正答率も3割。
じっくり2水準の考え方を発展すれば答えを導き出すことは可能な問題であるが、3水準まで勉強していない人には時間内での解答は難しいと判断しますね。なにしろ試験時間は短い。
比較的オーソドックスな問題だったとありますが、合格者163人で手法分野で60点以上が16人しかいない試験結果となったのでは、難易度は高くなったいわざるえないと思いますが。
今後受検する人にとっては、新たな基準でのはじめての1級試験であって、多変量解析の計算問題まで出題されたので、出題範囲が広くなったことを認識する必要があります。
限られた時間の中で試験対策は「何を捨てるのか」「どの項目で点数を稼ぐ」等、いわゆる、戦略を立てて望むことが合格のカギを握ると思います。
次回に挑戦する人には今回の問題をきっちり理解されることがスタートです。ここだけにしかありません。
QC検定1級解説書
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