2008年11月10日
QC検定での統計の初歩について
3つの代表値である平均値・モード・メディアンの関係
ヒストグラム上での上記の3つの代表値の大小関係をもう一度
説明します。
ここで、平均値=データ自体の値、モ−ド=データの頻度、
メディアン=データの順番を表しています。
これは問題ないですね。
また過去のQC検定試験でヒストグラムの分布状態にによって、
この3つの代表値の関係を問う問題が2006年2級の問10で
出題されています。
ヒストグラムが左の方に偏っているときの、平均値、モ−ド、
メディアンの大小関係を求める問題です。
左の方に偏っているということは、左の方の山が高い=度数が多く発生してるものが左側に偏ってあるというこです。
一般的に左を0(起点)としますので、モードが3つの中で一番小さい値になることが解りますね。
続いてメディアンはデータの順番に並べたときに中央にくる値ですので左側の度数が多いので、小さい順番に並べたときには、中央よりも数の多い左側にくることがくることがわかります。
平均値はデータ自体の値ですので、右すそにある値に影響を受けますのでメディアンより高い数値をとります。従ってメディアンより右側にきます。
よって
・ヒストグラムが左の方に偏っているときの大小関係は、一般的に
モード<メディアン<平均値 となります。
このような統計の初歩も含めて、統計=計算問題の解き方を
わかりやすく説明しております
QC検定2級eラーニングを準備しました。
詳細はここです。
QC検定2級eラーニング
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。