2008年11月07日
QC検定の統計の初歩 ”モード”について
最も多く現れるモードについて
メディアンと並んで、平均値の代わりにデータ全体の中央の位置を表す数値として、モードが使われます。モードは、データの中で最も多く現れてくる値のことであり、最頻値とも呼ばれています。
例えば5人の身長が
170cm、175cm、165cm、170cm、180cmとすると
このときのモードは170cmとなります。
また、度数分布表で、最も度数が高い階級値がモードとなってきます。
貯蓄額のデータについてモードを求めてみると、200万円未満が14%と最も多く占めていることがわかります。
貯蓄額高分布
以前記事で説明しましたが、上記の貯蓄額高分布表は
・ヒストグラムが左のほうに偏っているときに当てはまるので
3つの代表値である、平均値、メディアン、モードの大小関係は
次のようになることが解ります。
→平均値>メディアン>モード
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